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2006年08月30日

仙台から 上野動物園探鳥記 4 猛禽類の編

<この項目の末尾>

ゲートから右に外周路に沿って進むと、細い坂道があり、両側にこのようなバードケージとは呼べない頑丈な檻がならんでいます。 ここが猛禽類のアパートです。 高さはそれほどでもありませんが、奥行き、幅はかなりあり それなりの広さです。 猛禽類は、捕食時以外には飛ばないし、この広さでは、飛び姿を撮るのは難しいでしょう。 通路の幅が狭くかなりの混みようです。
鳥たちは気に入った場所に止まっていて、なかには通路側の鉄格子に体を寄せ付けて止まっている者もいました。 きっと見物客の品定めでもしているのでしょう。
国内で見られる主だったワシ・タカが集められているようで、それ以外にも外国産のちょっと信じられないような顔立ちの鳥もいます。 そんななか、青葉山でおなじみになったハヤブサの小ささが際立っていました。
 すべてを撮りおさめたつもりでしたが、サシバ、ハイタカ、フクロウ数種類が漏れていました。

関西タヌキ君が某所で撮影したフクロウが登場します。 お楽しみに
以下顔写真をクリックすると全身写真がポップアップします。

シロフクロウ
Snowy Owl
マレー ワシミミズク
Barred Eagle-Owl
ネパール ワシミミズク
Forest Eagle Owl
オオタカ
Northern Goshawk
カワリクマタカ
Changeable Hawk-Eagle
クマタカ
ountain Hawk Eagle
ツミ
Japanese Lesser Sparrow Hawk
ハヤブサ
Peregrine Falcon
オオワシ
Steller's Sea-eagle
オジロワシ
White-tailed Sea-eagle
ダルマワシ(右は幼鳥)
Bateleur
コンドル
Andean condor
トキイロ コンドル
King Vulture

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2006年08月29日

仙台から 上野動物園探鳥記 3 バードハウス編

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バードハウス2階でバーダーのやる気をそそるのは、なんと言ってもカワセミ、アカショウビンとハチドリですが、それ以外にも多くのめずらしい鳥が飼われています。 2つある かなり広いバードルームでは、鳥たちが自由に飛び交う姿を撮影できると思います。 極楽鳥(ゴクラクチョウ)や烏帽子鳥(エボシドリ)の飛び姿が撮れるはずだったのですが、今回は腕前不足と時間切れで実現しませんでした。

アオミミハチドリ
(Sparkling Violet-ear)

前回のハチドリ編でご紹介ずみですが、素敵なので再度の登場です。なんとしてでもホバリング中の姿を撮りたいものです。

アカカザリフウチョウ
(Raggiana Bird-of-paradise)

天国の鳥、極楽鳥とも呼ばれとても美しい鳥で、華麗な求愛ダンスでも有名です。 写真はメスですが、オスは豪華な飾り羽を持っています。 シンガポールのバードパークには、これとよく似た コフウチョウがいました。

 (左)サトウチョウ
(Blue-crowned Hanging Parrot)
(右)ヒワミツドリ
(Blue Dacnis)
サトウチョウもヒワミツドリもガラス窓のそばまで来るのですが、少しもじっとしていません。 おかげでボケボケ、ブレブレ写真です。 サトウチョウは観賞用小鳥の代表格です。 
いつもならば、鳥名パネルを撮影しておくのですが、コンパクトデジカメが不調で大半のパネルが撮れませんでした。
パネルもれで鳥名が分からない時は、こちらのサイトにお世話になるのですが、本日サーバートラブルで正常に表示されません。 この2枚の鳥名は後日調べます。

カワセミとハチドリに現を抜かした結果、他の鳥写真はこのようなお粗末さです。 実際にはかなりの種類の鳥がいました。ゆっくり観察すれば面白そうなので、機会があればもう一度行って見たいと思っています。

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2006年08月27日

仙台から 上野動物園探鳥記 2 ハチドリ編

<この項目の末尾>

バードハウスの2階は、中央ホールを取り囲むように鳥ルームが配置されています。 カワセミルームのお向かいは南国ルームで、ハチドリなどを見ることができます。 シンガポール探鳥記で、マレーシアのジャングルに行かなくてもシンガポールでお気楽にジャングルの野鳥が撮影できるとお話しましたが、それは認識不足でした。 往復の飛行機代とホテル代さえ支払うことなく、都心山手線、駅から徒歩10分で、ハチドリが撮影できるのです。 これは凄いことです。

正式な名前はアオミミハチドリ(Sparkling Violet-ear)。南アメリカに行かねば見ることができません。 この鳥を見るだけでも入場料600円は安い。
同居の鳥は、前面ガラスのそばを飛び回っていましたが、これだけは大きな葉の陰に隠れてじっとしていました。 背後は採光用窓で、完全逆光で肉眼でもその美しい色は確認できません(真っ黒に見えます)。 動かないのを幸いに露出を補正しては、プレビューで確認と悠長にやっていたところ、急に飛び出したのです。 あわててその姿を追うと、よりカメラに近い前面ガラスの真前につるされたはちみつ入れでホバリングしていた!
レンズの最短距離まで後退することなく、やみくもにシャッターを押し続けました。 ほんの4~5秒だったと思います。 そしてハチドリは先ほどの葉陰に戻っていった。 で、プレビューで決定的瞬間の成果を確認したところ、すべて真っ白。 露出補正をもとに戻さなかった。 おまけにAF合わずで、ピンボケ。

 このあと、カワセミルームでダイビングを待っていると、向かいのハチドリのホバリングが気になるし、ハチドリルーム前では、カワセミが気になるしで、行ったり来たりです。 結局、両者とも動かず時間切れ。 悔いが残った探鳥でした。

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2006年08月26日

仙台から 上野動物園探鳥記 1 カワセミ編

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さて、昨日のクイズの答は、上野動物園でした。 ここでは多数の野鳥を見ることができ、なかでも人工飼育に成功したカワセミもいるらしいことをネットで知りました。 シンガポールのバードパークで味をしめたわたくしは、さっそく見に行ってきました。 まずは、”カワセミ編”です。 

グーグル航空写真
上野動物園


園内の奥まったところにバードハウスがあります。 ちょっと分かり難いので入場口で案内図をもらっておきましょう。 2階建なのに建物内に階段がなく、別々の入り口になります。 1階にもカワセミはいますが、薄暗く撮影には不向きです。 でも飼育場所がかなり広いので自然な動きを観察すのにはいいかもしれません。

写真は2階のカワセミルームです。 天井から自然光が射し、明るいレンズならなんとか撮影可能。 飛んでいるカワセミを撮るには辛いかも。 前面ガラス張りで、下の部分が水槽になっています。 ここにカワセミの餌となる小魚が飼われているので、目前数十センチのところでカワセミダイビングを見ることができます。  わたくしが行ったときには、ちょうど水浴びダイブ中でした。
装着レンズは望遠。 最短距離が長すぎて、前面ガラスからかなり離れた位置からの撮影で、水しぶきがガラスに付着してAFが決まらない。 レンズの振り回しがカワセミのスピードに追いつかない。 何度かダイブしてくれたのに、うまく撮れませんでした。 わたくしの腕では無理なのか?
カワセミは右側の止まり木に移動して休息状態に入ったので、ようやく落ち着くことができました。 汗がダラダラ出ています。 ここに到着するや否やフルパワーでの撮影でした。

 少し落ち着いたところで、カワセミルームを観察してみると、 カワセミの巣穴まであります。 そして奥の天井近くには、アカショウビンが隠れている! すごいわ~~

しばし、じっとしていたアカショウビン。 急に飛び上がったかと思うと、カワセミが止まっている枝に強行着陸。 あわてて飛び去るカワセミ。 決定的瞬間でした。 ヤマセミとカワセミが同じ枝に止まっている写真は見たことがあるけれど、アカショウビンとのツーショットなんて存在するの? あっけにとられてシャッター押せなかった、残念無念。
反対側の枝に移動したカワセミは水槽を覗き込んでいます。 またもやチャンス到来。 相当長時間獲物を狙っていて、三脚も一脚も持たない身には辛かったけれど、前面ガラスからかなり離れた位置でレンズを構えたまま耐えていました。 で 撮れたのが昨日の写真です。 残念ながら 水中捕獲のシーンは何が写っているか分からないほどボケボケでした。

今回限られた時間だったので、これ以上の撮影は無理でした。 たとえ現在の腕前と機材では、時間があったとしても撮れなかったでしょう。 でも ガラス張りの水槽にカワセミがダイブする舞台があるのですから、いつかは決定的瞬間を押えたいものです。

カワセミルームには、 他にアカエリヒレアシシギとヒメクイナの同居人がいます。 今回、アカエリヒレアシシギだけ確認できました。

 

バードハウス前のケージには、ワライカワセミもいました。 短時間にカワセミ3種を見ることができるここは、まさに知られざるバーダー楽園なのです。

 

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2006年08月25日

仙台から ここはどこ?

次の写真をご覧ください。
_MG_016120060822.jpg
左端には、魚を取ったカワセミが水面から飛び上がろうとしています。
お~~っ 右端には なんと あの アカショウビンが!!
鳥好きにはたまりませんなぁ~ この場面。

さて この夢のような場所はどこでしょう?
よく見ると、水中も見えるよ。 カワセミの魚捕獲の水中撮影も可能かも。

(鳥はすべて本物ですよ)