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2006年11月30日

水浴び場所の争奪戦

11月21日

猪名川ポイントA

1週間前、アオジが水浴びしていた所で、
今朝はハクセキレイが水鳥みたいに全身が水に浸かるほど入って、まるで朝風呂のようです。

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その時、対岸の堤防にアオジが飛んできて、えらい剣幕で鳴いています。
アオジも威嚇するときは、頭の毛が逆立ちするのですねえ~

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それでも 水浴びを止めなかったので、アオジ君 ハクセキレイめがけて突撃ですわあ
逃げたハクセキレイを堰の辺りまで追いかけて行きました。

この間は、自分がモズに追いかけられていたのに・・・・・・・

 

ワンドには、コガモが2羽 《この襲撃事件には一切関わらないよ》
と、ゆったりと泳いでいました。

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2006年11月25日

ヤツガシラ & シロハラクイナ で大騒ぎだあ~

11月22日

先週から、この都会の真ん中の公園に、ヤツガシラが飛来しているそうです。

また、その近傍の猪名川河川敷には、これまたこの地域では珍しいシロハラクイナが潜んでいるという情報もあり、連日多くの birder で賑わっているそうです。

たぬきも、仕事場から30分程度の所ですから行きたかったのですが、
天候が悪かったり仕事があったりしてなかなか行くことができず、
やっとのことで、昨日の昼休みに行って来ました。

1時間程度しかありませんので、ヤツガシラだけを狙いに行きます。
公園に着きますと、お仲間が三脚を担いで右往左往しています。

ヤツガシラのポイントは、聞かなくても一目瞭然でしたわ^^
長筒レンズが弧を描いて取り囲んでいます。

到着するなり、「来たあ~」の声が聞こえてきました。
《どこだ、どこだ》と、おたおたしていると、「飛んだぞ」の声が・・・・・

池の方を見ると、白黒のチェック模様がヒラヒラと対岸に向かって飛んでいます。

この日は、これで おしまい。1枚も撮れずでした。


11月23日IMG_1590_edited-2.jpg

今日は勤労感謝の日、天気はもう一つですが朝から公園に出撃です。

今日も大勢の birder が来られています。
ポイントで待つこと1時間、
「来たよ、柵の間」の天の声が聞こえてきました。
《どこだあ~》 焦る気持ちを抑えてファイダー越しに探しますと、

「いたああ~」 多くの先輩 birder の画像で見た姿を撮らえました。
次の瞬間、「降りたぞ~」の声とともにファインダーから消退。IMG_1592_edited-1.jpg
周りを見渡すと柵と木立の間に降りたようで、
皆さんそちらに移動されています。

たぬきは、3脚なしの手持ちですから、すばやく移動。
特等席に陣取ることができました。

ヤツガシラ君は、両側の birder にビビることなく、
長い嘴で、枯葉に埋もれた地面を突きながら少しずつ移動しています。

最初は楽な姿勢で撮っていたのですが、
ふと後ろを見ると3脚の列の前にいる事に気が着き、
慌てて しゃがみこみましたので目線がぐっと低くなってしまいました。

《とにかく 撮らなくちゃあ》と撮りまくりました。
でも枝や草が邪魔しますし、数分もすると手持ちの辛さで腕が痛くなってきます。

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何度か頭の冠を開きました。開く前に必ず羽も開くようですねえ。
両側の birder に威嚇しているのでしょうかあ^^^^

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1時間近く、狭い範囲を行ったり来たりしていました。
その間、多くの birder はこの小さい鳥さんに釘付けです。
たぬきも痺れる腕で構えていました。

ヤツガシラ君、時々固まったように動かなくなりますねえ。
後ろの方から「動かないのは、警戒してるからだよ」との解説が聞こえてきます。

また、小さくなってダルマさんの様なカッコを取ることもあります。

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長い嘴を柔らかい土壌に差し込んで、虫を捕るそうです。

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黒いのは甲虫でしょうかねえ。たぬきがピーナッツを食べるのと同じだわ

地面徘徊のヤツガシラ君は充分に堪能しましたので、
柵の中に雲隠れされたのを見届けて河川敷に移動です。

こちらには、沖縄に多く見られるシロハラクイナが御出でになっているそうです。
やはりポイントはすぐに判りましたよ、birder 集団が砲列を敷いていらっしゃいますから・・・・

ヤツガシラよりも距離がありますし、ゴミやら根っこやらが複雑に絡み合った場所ですわあ^^^^

到着して数分で蠢く物体を発見、ラッキーです。

でも暗いなあ、何とか数枚撮りました。

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しばらくすると、のそのそと歩いて川の中に入って行き、
泳ぎ始めました。

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うむう、感度上げすぎかあ、白飛びしているなあ

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数メートル泳いで、今度は よいこらしょ と崖を登り始めました。
あらまあ、赤いパンツを履いているのねえ~

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白い仮面のような顔でのっそりした動きを見ていると、
「千と千尋の神隠し」の"顔なし"を思い出しましたわあ

この後、茂みに入り込んで見えなくなりました。

時計を見ると、もう1時をとっくに回っています。
昼飯を食わずに ヤツガシラ & シロハラクイナ を充分に撮らせていただいたので大満足でした。

2006年11月21日

猪名川ポイントAは御客様で賑わっています

11月13日

今朝は、千客万来でした。
30分程の間に、アオジ、モズ、カワセミ、イソシギがお出でになりました。

ワンドに行くと、アオジの水浴びに遭遇。
冷たい水ですが、気持ちよさそうに ブルブルッ  していました。

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ところが、そこにモズが奇襲攻撃をかけてきました。
アオジは慌てて茂みに逃げ込みました。

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この モズ公 「文句あっか」とこちらを睨んでいます。

堰の方に行きますと、イソシギが1羽でお食事中です。
調べたらイソシギまだ載せていなかったようです。

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少し離れたところでは、マガモとオナガガモが こちらも仲良くお食事です。

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珍客はおられませんが、今朝は賑わっています。

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そうそう カワセミ・・・・・

アオジに見とれている時、
手前に青とオレンジの閃光が飛び込んできました。

至近距離にカワセミだあ!

慌ててレンズを向けて撮ったのがコレですわあ。

チイッ~ と一鳴 して去っていきました。。

2006年11月19日

電線上のカワラヒワ

11月10日

宝塚ポイントA

快晴の朝、久しぶりにこの地で撮りました。

朝日が強くて眩しいのですが、確かに電線に3羽留まっています。

カワラヒワです。独特の鳴声が聞こえていました。

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2006年11月16日

昼休みに能勢 妙見山に行こう
(ムギマキ♀、ベニマシコ♂、ルリビタキ♀)

たぬきの仕事場から 能勢の妙見さんまでは車で30分程です。
最近、ブログで妙見にアトリやムギマキが来ているとの書込みが複数あります。

《アトリもムギマキもみたことないなあ~》

春に1度行きましたがその時は空振りでした^^

《1時間半あれば鳥見できそう・・・》

思い立ったら、実行あるのみ

11月7日・8日・10日・15日の昼休みに行ってきました。

妙見山に登るのに、ケーブルカーと車の2通りがあります。R0010759_edited-1.jpg
7日は、麓の黒川に車を置いてケーブルカーで登りました。
春のときと同じく、駐車場管理人兼駅員兼駅長兼運転手のおばちゃんが一人で頑張っています。

ケーブルカーに乗っている時間は5分ですが、20分間隔の運転ですし駐車場が500円・運賃が往復で540円それに山頂でリフトに乗れば往復480円ですわあ

ケーブルで登った7日は風も強かったため、春と同様ボウズでした^^^^

そのため、そのあとの3日間は車で山頂まで行きました。R0010769_edited-1.jpg
山頂までは、黒川から20分程度です。おまけに山頂には広大な無料駐車場がありますので車の方が良いようです。

最初に車で登った8日は更にラッキーなことがありました。
駐車場から眺めると、山頂付近にベテラン birder さんの御一行が見に留まりました。

そこに行きますと、ムギマキ♀が飛んでくるではありませんか!
この木はどこかで見た木だなあ~ そうです、ブログに出てくる木だあ

ムギマキはじっとしていませんので、撮りにくいなあ。
おまけに、ベテランさんに混じっての撮影でチョンボしてしまいました。

明暗調整のダイアルが思いっきり明の方に移動しているのに気がつかずにムギマキを撮っていました。
気が付いて画像を確認すると、当然なが修正不可能なほどの露出超オーバーです。

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カワセミ博士には「RAWで撮れば良いよ」と言われているのですが、
面倒臭いのが嫌いで JPEG 1本槍ですので、こんな時は泣きですわあ・・・

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ムギマキで興奮してしまい、一息入れようとその場を離れ山頂を探索しました。
かなり前方ですが、1羽留まりました。
慌てて2~3枚撮りましたが、直ぐに飛び去ってしまいました。

帰ってから画像を見ると、ベニマシコ♂かなあ~

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 10日は、到着時には birder さんはいらっしゃらずで、貸切状態です。
しばらく見ていると、ルリビタキ♀が飛んで来ました。

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残念ながら、ルリビタキ♂には逢えませんでした。

ルリビタキに関しては、かわせみ博士の苦労話があります。

15日には、残念ながらコゲラ君と逢えただけです。IMG_1494_edited-1.jpg
「アトリがいたよ」とお会いしたベテラン birder さんから教えて頂いたのですが、
残念ながら空振りでした。

昼休みは
食事してからですから 1:30~3:00 ぐらいまで、行き帰りに1時間近く掛かりますので、正味30分程度の鳥見です。

でも、天気が良くて特別な用事がなければ、妙見山に行ってしまいそうです。
昼休みに片づけていた雑用が溜まってきていますわあ^^^

2006年11月14日

ベニマシコ と シメ 

11月9日

甲山森林公園

あちこちの birder さんのブログでは、冬鳥の報告が出てきています。
たぬきも負けずに と思うのですが現実はなかなか難しいですねえ^^

この日も朝から甲山へ行きました。
既に鳥見の一等地には数人の birder さんが来れれています。

ベニマシコが来ているとの噂ですので、たぬきも辺りを窺っていますと、
10m程離れた枯枝に2羽いるのに気がつきました。

ベニマシコかなあ、と思いながら撮りましたが・・・
如何せん、離れすぎで枝が邪魔しています。

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ベニマシコ♀でしょうかねえ、下のも♀かなあ?
茂みのためこれ以上近づけません。

さてベニマシコを見てから数m歩きますと、また1羽発見!
枝が邪魔でよく見えませんが、ごつい顔だ。

シメですねえ

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数秒で更に高い枝に飛び移りましたが、今度は葉っぱが邪魔してる^^^^

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肝心のお顔が見えません。初心者 birder ですので許してください。
焦りながら、撮りなおそうと思った瞬間 飛び去ってしまいました。

折角の初物を充分に撮らえられず がっかりです。
場所を変えて探索続行です。

茂みから、アオジが飛出してきました。
アオジは以前にも報告しています。

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カワセミ博士によれば、白いアイリングがあればノジコだそうですが、
目の下が白っぽく見えていますがアイリングではなさそう・・・・・

今日は、初物2羽ゲットできましたが、いずれも不完全で残念です。

 

2006年11月12日

伊丹 昆陽池の鳥さん vol 1

11月5日

北海道でオオハクチョウやオナガガモを見たので、
地元の水鳥のメッカ 昆陽池に行ってみました。

日曜日の午前中でもあり、池の畔の野鳥観察橋には大勢の人がいました。
昆陽池で見られる水鳥の案内板も設置されています。

池の浄化対策のため、鳥にエサを与えることは禁止されています。
それでも、凄い数の水鳥ですわあ~

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池の中央にある日本列島を模った島には、カワウのなる木(?)があります。
その糞のために島全体が白くなっています。

この島には一般の人は渡れませんが、池の周囲から観察することができ、時には猛禽類が潜んでいることもあるそうです。

池のIMG_1207_edited-1.jpg中だけでなく岸辺にも沢山の水鳥がいます。
あまりの数で、1羽づつ識別することは不可能です。

ハクチョウはコブハクチョウですので、通年観察できますし、餌付けされていますので野鳥と呼べるか否か・・・・

でも、白鳥はやはり優雅ですねえ


昆陽池には、数種類のカモがいます。
オナガガモ、ヒドリガモ、キンクロハジロが御三家だそうで、ものすごい数ですわあ
オナガガモはウトナイ湖、ヒドリガモは猪名川で紹介していますので省略。

キンクロハジロです。

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上が 下がです。この鳥にもエクリプスが多いようです。
ボサボサ頭が愛嬌があって良いです。

ハシビロガモです。数羽で輪になって嘴を水につけて泳いでいます。

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スコップのようなデカイ嘴が特徴です。
頭が黒くて瞳が黄色のがですが、これもエクリプスの状態で通常のの頭は緑色です。

池の真中にオカヨシガモが泳いでいました。
嘴とお尻が黒いのがです。

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さて、前回ここに来たのは2003年の11月で、右はその時の画像です。
ユリカモメがカモと同じくらい沢山いたのですが、
今年は殆ど見かけません。

見物人の手からエサを取っていました。
何かあったのかなあ


今回はミコアイサの姿は見つけられませんでした。
次は、ミコアイサだあ

 

2006年11月08日

出張ついでの北海道 鳥見旅行

11月1日から3日間 札幌に出張です。

たまには たぬきも出張します。

今回は、北海道  仕事よりも鳥見の計画に力が入ります。
1日の自由時間は3時間程度、毎日は無理かも・・・
それに札幌定点の出張ですわ^^^

だから、札幌を離れて遠くへ行くことはできません。
ネットで調べますと札幌の探鳥のメッカは西岡水源地(西岡公園)だそうです。

まあ仕事がメインですから、鳥見計画は西岡水源地だけにして、
10月31日午後6時40分 大阪空港から札幌に向けて出発しました。

IMG_0948_edited-1.jpgさて、定刻前になっても搭乗口前には混雑がありません。
おかしいなあ~ 満席のはずなんだが・・・

チェックインすると、何と外に出る階段に誘導されます。
数十メートル先にドアがタラップの小型機が止まっています。

ボンバルディアCRJ200 です。
小さい頃乗ったDC-3を思い出しますねえ。

機内は狭いながらも、カロ製を思わせるレザーシートで快適です。
ただ、エンジン音はかなりのものでしたし、ビデオシステムはありませんでしたが
1時間30分ちょっとで無事に新札幌空港に到着しました。

11月1日
朝 起きると良い天気ですわあ。
札幌JRタワーからは大倉山ジャンプ場や手稲山が一望できました。

駅のそばに北大植物園があります、鳥さんがいそうな茂みだ。

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でも 今日は 朝から仕事です。
タクシーで仕事場に向かう時に、運転手さんから鳥情報を仕入れました。
千歳のウトナイ湖に白鳥やカモが飛来しているそうです。
千歳まで電車で30分、タクシーの時間を加えても40分あれば行けそうだ。

仕事場に着くまでには、ウトナイ湖に行く決心が固まりました。
お昼すぎには出たいなあ~

 

結局、何やかんや あって仕事場を出たのは、午後2時前になってしまいました^^^
でも、3時に現地についても充分に時間があるぞお と考えて出発です。

千歳 ウトナイ湖
大いなる誤算でした。
ここは北海道で関西と違います。
新千歳空港から乗ったタクシーの運転手さんに
「4時になったら日が落ちて暗くなりますよ」
と言われてしまいました。

新千歳空港からタクシーで15分ほどでウトナイ湖に到着しました。
すでに3時過ぎで西日が射しています。

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湖岸につきますと、白鳥やカモが沢山いますが、何やら騒々しいです。
《何だあ》と思って見ますと、長靴を履いた数人が湖水に入っていきます。

何とか調査・・・と書いた黄色い旗を持っているので、調査員でしょうか
その時、カモ(と思われる)が一斉に飛び立ちました。

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《これはいかんわあ》 と慌ててカメラを向けましたが、
数秒で湖岸から鳥さんが消えていました(上右の画像は飛び去った後^^^)。

対岸近くには多くの白鳥やカモなどがたむろしています。
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でも、こちらにはわずかのオナガガモが飛んで来るぐらいです。

30分ほど過ぎて、少し暗くなってきました。
《だめかなあ~》と思い始めたとき、湖面の上空に編隊が襲来

遠くで識別できませんが、カモ類でしょうかねえ、それともヒシクイかなあ

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こちらは、オオハクチョウです。優雅な飛姿ですねえ。

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IMG_1031_edited-1.jpg天空にでっかい月が昇っていました。

雁とのコラボレーションは撮れませんでしたが、
これで我慢してください(合成でなく天然もの)。

結局4時になると、日が落ちて暗くなってきました。
気が付けば辺りには人影もなくなり、開いているお店もありません。

携帯電話でタクシーを手配、空港から来るとのことで20分ほど待ちぼうけ
日が落ちると、骨身に応える寒さが襲って来ました。

《こりゃ、帰るまでに再チャレンジが必要だなあ》
タクシーで空港に戻る間に、たぬきは 取らぬ狸の皮算用 で
あと2日間の予定をやり繰りして鳥見時間を捻出する方法を考えていました。

ここから 11月3日 に時が飛びます。

思惑通り、最終日仕事を早く切上げられましたので1時すぎに札幌を出ました。
新千歳空港で搭乗手続きをしたのが3時前で、飛行機の出発時間の2時間半前です。
タクシーに飛び乗って、ウトナイ湖に再チャレンジしました。
運転手さんには20分の約束で待ってもらい、湖岸に飛んで行きました。

2日前とは異なり、湖岸に白鳥とカモが溢れています。
見物人が撒く餌を競い合って食べています。

《これじゃあ、天然もん と言えんなあ》

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優雅なオオハクチョウですが、これだけ多ければ少し興醒めしますわ^^^^

でも、1羽づつ見ればやはり華麗な姿ですねえ。

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昨晩のNHK TVニュースでウトナイ湖の白鳥が取上げられていました。
灰色は幼鳥である、と解説されていました。

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オオハクチョウの中に嘴の色が少し違うのが1羽いました。

嘴の根元にこぶがあります。コブハクチョウです。
日本で見られるコブハクチョウは野生ではないそうで、
遊園地や公園などで見かけることが多いです。
図鑑には、ウトナイ湖でも繁殖していると書かれています。

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1羽の白鳥が、混み合っている湖岸に降りてきました。
上手に着水しますねえ。水かきがタラップとフロートの役を果たしているのでしょうか

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カモの多くは、オナガガモです。

♂は胸から首にかけて白帯が目立ちますが、

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♀は特徴もなく目立ちません

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残念ながら、他のカモを識別することはできませんでした。

20分弱の観察でしたが、堪能できました。
待ってくれていたタクシーに乗って、新千歳空港にもどりました。

さあ今からお土産を買わなくっちゃ・・・

さて、ここから時計の針を逆回転させて1月2日に戻ります。

11月2日

午前中は仕事でふさがっています。

昼弁当を仕事場で食べて、タクシーに乗りました。

「西岡水源地へ」

「はい、水源地ですね」

この会話がそもそもトラブルの始まりでした。
タクシーは郊外に出て、どんどん進みます。

メーターは五千円近くになっています・・・

「運転手さん まだですかねえ、西岡水源地は」
と言って、コピーしてきた案内図をみせました。

「えっ、西岡公園ですかああ
すんません てっきり 札幌の水源地かと思っていましたわ」

でUターン、三千円近く逆戻りしました。
でも車窓から紅葉(と言っても北海道は大半は黄色ですが)を楽しみました。

西岡公園=西岡水源地で地元の人はあまり行かないそうです。

札幌 西岡水源地(西岡公園)

公園に入ると、すぐに大きな池の畔にでました。
案内サイトにでていた赤い屋根の取水塔が見えました。

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池の周囲に遊歩道があり、1週できます。カエデが綺麗に色づいています。

でも、池にはマガモと1羽のカワウ(取水塔の前に陣取っていました)だけで
鳥の囀りも聞こえません。

池を2/3周したところで湿地帯にでました。
1羽が囀りながら飛んで来ました。

《何だあ シジュウガラ かあ~》

でも収穫0 よりはましかなあ、と思いながら数枚撮りました。

帰ってから、調べますとシジュウガラの特徴である黒いネクタイ様の模様がない!!
図鑑で調べますと北海道だけに生息するハシブトガラです。

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西岡公園では、これだけでした。でも北海道特産の鳥さんがゲットできて大満足。

夕食は、寿司屋に行き、一人で美味しい肴と生ビールで祝杯をあげました。

11月3日

札幌 北大植物園

仕事の開始は朝9:00です。
その前に北大植物園を見ようと思い、早めにホテルを出ました。

植物園の前に着くと閉まっています。開園は9時かあ^^
折角ですから、仕事は遅刻することにして30分だけ探鳥することにしました。

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園内は綺麗に色づいています。黄色と赤のコントラストが見事です。

でも、鳥さんはいない。スズメの鳴声だけしか聞こえない・・・

2/3ほど廻った所に古びれた洋館(博物館?)があり、
その裏手から賑やかな囀りが聞こえてきました。

ヤマガラともう1羽見慣れないのがいました。

ゴジュウガラです。ちょこまか飛び回ってじっとしていません。
お尻の斑点が可愛いですねえ。

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ゴジュウガラとヤマガラを追っていると、そばの木に何か留まりました。

枝が邪魔して見にくいですが、エゾアカゲラですわあ~

木を穿りながら上に登っていき、茂みで見えなくなってしまいました。
見えたのは10秒弱かなあ~。慌てたので画像がブレてしまいました。

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あとで気が分かったのですが、植物園は今日が今年の最終公開日だったようです。
運がよかったなあ~

今回は仕事のついでの鳥見でしたが、2種類の北海道限定をゲットできて大満足です。





 

2006年11月04日

猪名川のカワセミ君と久しぶりに ご対面です & ヒドリガモ

10月30日

猪名川ポイントA

今週末から、仕事で札幌へ行きます。
その準備で忙しのに、鳥見は止められず^^^^

朝 いつもの所から、カモの一群を見つけました。
対岸近くを行ったり来たりしています。

嘴が白で先端のみは黒、
東部中央のモヒカン刈り様の模様もありますが、
♂はエクリプスでしょうねえ、背の色が♂様ではない。

ヒドリガモでしょうねえ・・
今後 背の色が変わっていくかを観察してみます。

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堰の反対側に行きますと、ワンドは強烈な逆光で眩しい。
その朝日の中に、青い閃光が走りました。

カワセミ だあ!

先の水面に突き出した竹筒に留まりました。

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う~ん 今回も little カワセミ ですねえ。

2~3秒後に あっけなく 飛び去っていきましたわ^^^

カワセミは little ですが、ジョウビタキ ♂ のビッグはゲットできました。
ここでは、ジョウビタキは始終目に付き スズメ状態です・・・

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久しぶりのアオゲラ

10月29日

甲山森林公園

日曜日の朝、定番の甲山へ。
今日も 秋晴れで気持ちが良い朝です。

ガラ集団に遭遇、シジュウガラとヤマガラの混群に遭遇
目の前を飛び回っています。

ビッグなヤマガラは既にゲットしていますので、
今回は、シジュウガラのビッグサイズです。

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しばらく、ガラ群を楽しんだ後、なかよし池に行ってみました。

先日までノビタキで賑わっていましたが、今日は閑散としています。

ジョウビタキ♀が来ていました。

その後、久しぶりにアオゲラと遭遇しました。
でも、茂みが邪魔で撮りにくい・・・・・

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数枚撮った所で、見えなくなってしまいました。

この辺りでアカゲラを撮らえた blogger もおられますので、
次回はアカゲラと逢いたいですねえ