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シンガポールに最適なカメラは?

シンガポールで探鳥した際のバッグの中味です。

デジタル一眼カメラ(キヤノン 20D)
EF 300mm F4.0 IS
ケンコー エクステンション x1.4
ケンコー エクステンション x2.0
コンパクトデジタルカメラ
(キヤノン Powershot s60)
8倍 双眼鏡
サンヨー デジタル音声録音機
予備バッテリー 3個
CFカードケース/CFカード 5枚
レンズ防水カバー
おりたたみ傘
ウインドブレーカー 長袖 フードつき
手ぬぐい
ペットボトルケース(保冷タイプ)

それと、 レンズ・クリーニング・ペーパーと財布・ティッシュはバッグのファスナー付小物入れに入っています。 携帯電話とタバコはポケットです。

これらすべてが、 1つのバッグに入ってしまいます。 さすがにペットボトルケースは外付けですが。
このバッグ、ドンケ F6 はこの旅行用に購入しました。(インターネット通販で12,000円くらい)。 自重800gと軽く、柔らかい素材なので、カメラの保護には使えませんが、結構膨らむので、たくさん入っちゃいます。

総重量5.5Kgです。 この重さにはペットボトルそのものは含まれていません。 これだけのものを持って歩き回るのですから(もの)好きじゃないと探鳥なんてやってられないです。

探鳥には持ち出さないですが、広角ズーム、広角単焦点レンズ、標準ズームレンズ と ぺらぺらで安物の三脚、リモコンシャッターケーブルはスナップ/夜景撮影用。 それに ノートパソコン。

シンガポール行き帰りは、リックサックを背負って、上記すべてを運びました。 カメラ保護に使えないドンケ F6 は スーツケースの中でした。

鳥用として、300mmしか持っていないわたくしに、レンズの選択権など あるはずもないのですが、自由に選べたらという夢も交えて話を進めます。
植物園(Botanic Garedens)では、300mmでは短すぎました。 でも三脚をたてる雰囲気じゃないので、500mm以上の大砲レンズは手持ちが可能な硬派バーダーでないと無理かも。 それに有名な公園なのであちらこちら散策したいので、携帯性能も重要です。 あれこれ考えると、やはり300mm + エクステンションで我慢するしかないかも。
スンゲイブロウ自然公園(Sungei Buloh)。 ここでは、300mm+x2.0でも短すぎました。 また、ポイントには観察小屋がありますので、三脚をセットして鳥が出てくるのをじっくり待つことができます。 500mm以上が最良です。 そこまでの大砲レンズとそれを支える巨大三脚を苦労して持ち出すのなら、オーストラリアやマレーシアということになりそうで話はややこしくなりそうです。
マンダイ蘭園(Mandai Orchid Garden)では、トーチジンジャーの花に止まるサンバードが期待できます。 大きな葉の下で咲いている花までは日の光が届きません。 F4.0では暗すぎです。 また、平日ならばそれほど混んでいません。 地元のバーダーは三脚を使用して400m F2.8(多分)でじっくり撮られていました。 ここで撮っていると300mm F2.8が欲しくなりました。 でもお気楽バーダーとしては、レンズの重さがF4.0の倍以上(1.1Kg:2.5Kg)で手持ちは疲れそう。これに三脚が加わるとバッグも大型になるし、総重量10Kgオーバー確実。これは無理です。 300mm でがまんです。
ジュロンバードパーク(Jurong BirdPark)は、飛び物の練習に最適です。思う存分空中のワシ・タカが撮影できます。 また 鳥舎内では、暗いですが至近距離からの撮影が可能です。 この両方の目的のためには、200mm F2.8がベストだと思いました。 でもキヤノンにはテブレ補正の200mm F2.8がない。 ならば 70-200mm F2.8でしょう。 Waterfall Aviaryでは x1.4エクステンション装備です。

結局、1本のレンズだけで、この4ヶ所の探鳥を満足できるものにするのは無理でしょう。 それに再びシンガポールに行けるのであれば、他の場所にも行って見たいので、やはり 300mm F4.0 になると思います。 でも70-200mm F2.8 も持っていきたい。 ただ、このレンズのお値段、シンガポール旅行1回分より高いかも。 ウ〜〜ん。